彼岸会と新しい御本尊御前立

春のお彼岸、皆さんどうお過ごしになりましたか?
ご先祖様を身近に感じる、そんな一週間を過ごせたでしょうか?

当寺では3月21日の春分の日に、檀信徒の皆様方と彼岸法要を営みました。
足下の悪い中、たくさんの御参拝ありがとうございました。

そして、彼岸会といっしょにお施主様の希望で、御本尊十一面観世音菩薩御前立佛の開眼法要も行いました。

この御前立佛については、いずれまた詳しくお伝えしたいと思いますが、秘仏である御本尊さまのお姿を忠実に再現し製作した仏像で、当寺ではおよそ400年ぶりとなる本尊佛の新添となりました。

有難き仏縁に感謝するとともに、新たな仏像を迎え身の引き締まる思いで、先祖供養を厳修した春季彼岸会でした。

1月5日の記事でお伝えした「虚空蔵菩薩」は、240年前の戊戌の年に寄進されており、240年後の今年やはり戊戌の年に「十一面観世音菩薩」が寄進されました。
戌年に因縁があるのでしょうか。これも仏縁。

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投薬の語源 「涅槃図」

2月15日は涅槃会です。お釈迦様が入滅した日、衆生で言うところのお命日にあたります。


涅槃図を掲げ御供養し、絵解き法話をするというのが涅槃会のスタンダードな形式だと思われますが、実はこの涅槃図の絵解き法話は古式のものが絶えてしまっており、各寺院で断片的に伝えられた物を和尚様方が紡ぎ合わせ、工夫を凝らし受け継いでいっています。

現在、涅槃図の研究が進んでおり、その第一人者「竹林史博」老師の「涅槃図絵解きガイド(青山社刊)」の表紙には、恵運寺の涅槃図の一部が使用されています。
本文中にも明兆系完成型の代表作例(14頁)としてご紹介頂いております。

お釈迦様が中心に横たわっていて、その右上に展開から舞い降りてきた人物。
お釈迦様のご生母「摩耶夫人」。先導しているのは十大弟子の1人阿那律尊者。

具合の悪くなったお釈迦様を心配され、薬袋を投げました。
しかし、運命だったのか沙羅(沙羅双樹)の木に引っかかります。

具合の悪い人にお医者さんがお薬を与える事を「投薬」と呼ぶのは、この故事に習ってのこととされていて、涅槃図絵解き法話の一つの聞き所となっています。

さて、この薬袋を取りに行こうとしたのが、この場に始めに駆けつけた動物「ネズミ」。駆けつけた順に十二支が決まったというお話もポイントの一つ。

それを邪魔したのが「ネコ」。
そんな行いからネコは十二支に入っていないとか、亡くなった人のそばに寄せてはいけないとか言われています。

通常は悪さをした「ネコ」は涅槃図に書かれないのが通例ですが、当寺の涅槃図には「ネコ」が存在します。それも真ん中の目立つ位置に。
「ネコ好き」に拝んで頂くための涅槃図かもしれません。
そんな理由で、大変珍しい涅槃図の一つとしても先述の本で紹介されています。

2月22日はニンニンニンと同時にニャンニャンニャンのネコの日でもあります。
忍者とネコ、両方にゆかりのある当寺。
これは因縁でしょうか。

涅槃図公開は本日まで。
本日の本堂参拝時間 午前10時から午後4時まで
拝観無料 御朱印受付も同時間内で行っております。

 

ネコ忍者「ニャン十郎」 ご希望の方に頒布しております。

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秋季彼岸会、ようお参り。

秋のお彼岸も本日結願。
お彼岸が来て少し涼しくなったかと思ったのもつかの間、今日のお昼はまだ暑さが残っています。

中日(秋分の日)の御供養もたくさんお参り頂きました。

塔婆もたくさん供えられ、お手伝い頂いた方々ご苦労様でした。いつもご協力ありがとうございます。
どなたでもお手伝い頂けますので、どうぞよろしくお願いします。

これから涼しくなるにつれ、食べ物も美味しくなる季節。
夏の疲れを残さないように、たくさん食べて、たくさん動いて寒い冬に備えましょう。

皆さんようお参りなさいました。

合掌

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