昨日(9月5日)行われました一般公開講座「忍者と坐禅の呼吸法」(主催:正忍記を読む会)の模様です。
講義は以下の3点についてお話しさせていただきました。
・忍者呼吸の習い
(忍術伝書における呼吸の極意、息長・二重・陰陽の体験)
・禅呼吸の習い
(禅の歴史、坐禅<調息>の要点、基本作法の体験)
・呼吸の大事
(腹式呼吸における体内<脳内>への影響、腹式呼吸の効用)
そして、短時間ではありましたが、上の画像のように坐禅と経行(歩行禅)を実際に行っていただきました。
「スッキリした〜」というお声から「アイタタタタ」という悲鳴?まで。
本日(9月6日)は、北京において「国際忍者シンポジウム」が開催されています。
その前哨戦となるべく開催いたしましたが、ご参加の皆様いかがでしたでしょうか。
おそらく世界で初めての「忍者の真実」への切り口であったと思います。
現在、要介護原因の第1位とされるロコモティブ・シンドロームの予防を期待でき、何よりも自律神経のバランスを整える働きがある坐禅や忍者の呼吸法は、現代人における古人から授かったありがたい「智慧」であり「叱咤」ではないでしょうか。
複式呼吸、長くお続けくださいませ。
※
本格的に坐ってみたい方は、9月10日午後5時半からの夜坐の会へお越し下さい。