春に種まき秋に感謝 彼岸会

3月20日春分の日。
例年通り、春季彼岸会を厳修いたしました。
当日は、春の日差しが暖かく「本堂の中より外の方が気持ち良い」と、境内でのお参りもたくさん。テントの奥には白木蓮が満開です。

しかしながら、花粉症の季節でもあり、寒暖の差が激しい時節。
マスク姿の方もチラホラと・・・先代もマスク姿で随喜です。

かくいう住職もまた「鼻声」。誠に失礼いたしました。

皆さん方のご先祖様を敬い、感謝する姿がとても尊く、勤行にも熱が入ります。

今年から、卒塔婆の運び出しを男性陣にお任せする事に。
参列の皆様で、お手すきの方はどうぞご協力下さいませ。
お手伝い頂いた皆様方、ありがとうございました。

鼻声でグズグズの中、お話しさせて頂いたお彼岸の6つの心得。
・規則正しい世活
・心安らかな時間
・偏らない考え
・堪え忍ぶ強い心
・何事にも励む努力
・人のために尽くす真心

春は生活の種をまき、秋には生活の充実を喜び感謝する法要。
それがお彼岸。

日本の仏教徒は、年に2回のありがたい機会に恵まれています。

6つの心得はすべてつながっています。
どれか1つを成し遂げる事で、他の修行も自ずと果たされます。
あと2日。どうぞお励みを。

合掌

 

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