11月5日から10日にかけまして、NHK和歌山放送局1階「ギャラリーわかまる」にて、第14回紀州篆刻展が開催されました。
出品者は、日本篆刻家協会常任顧問「山下方亭先生」率いる随風会和歌山教室と泉の森教室の面々の10名で、会期中の掛け替えも含め約30点ほどが展示されました。
(私も出品しております。)
この篆刻展の特徴は、篆刻を見せるだけではなく、篆刻を作品として表現するために書や絵をあしらったり、印を押す紙の装飾を施したりと、総合的に作品作りを展開している点です。
また、紀州篆刻展ということで和歌山にちなんだ題材で作品を発表するコーナーもあります。
私はもちろん正忍記を題材にさせて頂きました。
今回は小学生の作品も出品され、ご覧になった皆様からあまりの出来 に驚嘆の声が上がっておりました。
和歌山に天才篆刻少年現る!といった所でしょうか。
作品もさることながら、会期中に行っている篆刻体験も非常に人気で、皆さん一心不乱に賀状用の干支印や作品に押す雅号印を刻していらっしゃいました。
会期中、足を運んでいただいた皆様、誠にありがとうございました。
来年も開催予定ですので、是非ともお楽しみにお待ちいただきますようお願いいたします。
※雅号印制作や篆刻の個人レッスンなど、ご希望ございましたらお引き受けいたします。
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073-424-7633(恵運寺・山本寿法まで)