この付きの坐禅会は、2月15日のお釈迦様の命日にちなみ、坐禅会の後、涅槃会の絵解きばなしをいたしております。
当寺に伝わる涅槃図は、基本的な涅槃図の様式を踏襲した物で、江戸時代初期から中期の作とされています。
皆さん熱心にメモを取られ、私のつたない話に耳を傾けて頂きました。
お釈迦様がなぜ北枕で臨終を迎えたのか?
どうして白い菊を祭壇にお供えするのか?
柔らかい話では、なぜ十二支に猫がいないのか? 等々。
現代にも営まれるお葬式の作法は、この涅槃図が起源となるものも多く存在します。
この時期にしかできないお話し、それが涅槃図絵解き講話です。
ご都合が許せば、次回の絵解き講話(来年になりますが・・・)、是非ご参加下さいませ。
ちなみにこの時期に本堂で年忌法要を営まれる施主家には、もれなくこのお話しをさせて頂きます。